強風が吹くと、換気扇から「パタパタ」という音がすることがありますね。
これは換気扇の背後にあるシャッターが風にあおられているからです。
換気扇は家の外の空気を取り入れているので、室内が閉め切っていても外の風が入ってきます。
そのため、換気扇の裏に取り付けられたシャッターのような部品が風にあおられて音がするのです。
この音の対処法は、換気扇のシャッターに消音テープを貼るか、風圧式のシャッターから電動式のシャッターに変えることです。
さらに、風の強い日にはシャッターを養生テープで止めることも効果的です。
これで、換気扇からのうるさい音を軽減することができますよ。
※換気扇のシャッターに消音テープを貼り付ける際には、シャッター全体を覆わないように注意しましょう。
空気の通り道が塞がれないよう、少し隙間を開けて貼り付けます。
換気扇が「キューキュー」「キュルキュル」と音が鳴っている場合
「キューキュー」「キュルキュル」といったうるさい異音が気になるときは、潤滑油の問題が考えられますね。
潤滑油が足りないと、部品同士がこすれてスムーズな回転ができずに、異音が発生します。
潤滑油には、回転する部品の摩擦を和らげる役割があり、熱による変形も防ぎます。
ですが、使っているうちにだんだん減っていくんです。
そのため、気がつかないうちに潤滑油が不足してしまうこともあります。
異音が気になるだけでなく、潤滑油の不足は部品の摩耗やサビの原因にもなります。
だから早めに補給することが大切です。
潤滑油はプロペラやファンの回転をスムーズにするために必要で、普段使っていると減っていくんですよ。
だから、定期的に潤滑油を補充することが大切です。
異音が気になるときは、ホコリなどの汚れを取り除いてから、潤滑油を差しましょう。
これで換気扇からのうるさい音を軽減できますよ。
換気扇の回転軸には、ホームセンターなどで売られている専用の潤滑油を使います。
まずは換気扇の取り扱い説明書やメーカーの公式サイトで、部品やファンの取り外し方を調べましょう。
ファンを外したら、棒状の回転軸が見えるはずです。
それをきれいにしてから、潤滑油を塗ります。潤滑油を塗るときは、たっぷりと塗りすぎないように気をつけてください。
飛び散る可能性もあるので、適量を守りましょう。
換気扇が「ゴー」「ブーン」と音が鳴っている場合
換気扇から聞こえる「ゴー」「ブーン」という音は、プロペラの羽根やファンにたまった汚れが原因です。
ホコリや油汚れが溜まって回転バランスが乱れ、うるさい音がするのです。
このまま放っておくと、プロペラとホコリの摩擦熱で火事の危険性もあります。
ですから、早めに対処する必要があります。
異音の解決策は、換気扇を掃除してホコリや油汚れを取り除くことです。
また、「ゴー」「ブォー」といったうるさい異音がする場合も、主な原因はホコリや油汚れです。
これらがファンに溜まって回転が阻害されるため、キッチンの換気扇でよく起こります。
この異音は他の音と比べて重たい音がするのが特徴です。
特にキッチンの換気扇ではよく見られる症状で、回転バランスが乱れている可能性があります。
このうるさい音は放置すると負担が増えるばかりでなく、周囲のホコリを巻き込んで火災の危険性もありますから要注意です!
換気扇が「キーン」「キィー」という音が鳴っている場合