台風が近づくとき、私たちの大切な植木鉢やプランターにどう対策を取ればいいのか、この記事でしっかりと解説していきます。
野菜作りやガーデニングって、多くの方が楽しまれていますよね。でも、台風の時期にはちょっとした心配事が出てきます。
特に8月や9月は、トマトやナス、ゴーヤといった野菜の収穫が盛んな時期。
この時期、台風が来ると、強い風や大雨でプランターや植木鉢がひっくり返ったり、飛んでいったりすることがあります。
台風の強い風や大雨から植物を守るためには、
植木鉢やプランターを家の中に入れる、もしくは外にあるものはしっかり固定するなど、いくつかの方法があります。
また、家の中に入れた後は、虫がつかないようにする対策も大事です。
風対策をしっかり行うことは、植物を守るだけでなく、自宅や近所への配慮にも繋がります。
このように植木鉢やプランターを適切に管理しておくと、台風が去ったあとも、植物たちを健やかに育て続けることができるんですよね。
台風襲来！植木鉢はしまわないですむ安全な方法ってある？
台風の季節が近づくと、植木鉢やプランターをどう守るかが気になりますよね。
基本的には、台風が来る前にはできるだけ室内に入れるのがベスト。
でも、大きすぎたり、ペットや子供がいて危なかったりすると、
室内に入れるわけにもいかないこともありますよね。
そんなときは、動かないものに紐でしっかりと結び付けておくといいですよ。
家の柱やエアコンの室外機、排水管など、意外と使える固定ポイントが見つかるものです。
家にある紐やマスキングテープでも代用できます。
また、どこにも結び付けられない場合は、外壁に沿って並べておくと振動が少なくなります。
しかしその場合、振動が少なくなるというだけで安全であるとは限らないため、十分な注意が必要です！
軒下や壁際など、風雨が直接当たりにくい場所に移動させると安心です。
プランターや鉢をまとめて、紐やロープでしっかりと固定すると、倒れにくくなります。
風に強い葉の大きな植物は、事前に剪定しておくか、収穫が可能なら早めに収穫しておくといいですね。
プランターや鉢をまとめて紐やロープでしっかり固定するというコノ方法が私的には、一番簡単でしっくりきています。
また、①植木鉢の土が飛び散らないように新聞紙で覆い、②植物を不織布で包んで横に寝かせ、③重いもの例えばレンガなどで固定するという手間をかけると、さらに安全です。
室内に入れたときは、虫が入ってこないようにする対策も忘れずに。コレについては後の章で説明しますね。
また他にも、ベランダのフェンスや雨どいに固定する方法もおすすめです。
これらの対策をすることで、大切に育てた植物を台風から守ることができます。
過去に台風で沈丁花の鉢植えが倒れてしまい、
それが原因で立ち枯れてしまった経験から学ぶと、ちょっとした準備が大きな違いを生みます。
本当に沈丁花にはかわいそうな事をしてしまいました💦
私みたいな事にならないように、植物を愛する心で、台風対策をしっかりと行いましょう。
台風襲来！植木鉢を室内に入れるときの虫対策とは
台風が近づくときは、植木鉢を家の中に入れて、大事な植物を守ることが大切です。
でも、家に入れると気になるのが虫ですよね。
虫を避けるためには、植木鉢の土を全部新しいものに変えることが一番効果的です。
なぜかというと、古い土には虫の卵が隠れているかもしれないからです。
さらに、虫が入ってこないようにするために、虫取りをしたり、土の湿気を減らしたりすることも大事です。
コバエは特に、湿った土が大好きなので、表面が乾いて見えても中はじめじめしていることがあります。
コバエを駆除するには、自分で作った罠を植木鉢のそばに置くのがいい方法です。
ペットボトルの底を切って、水とめんつゆ、食器用洗剤を混ぜると、コバエがそれに引き寄せられて、中に入ったら出られなくなります。
この罠を植木鉢の近くに置くだけで、虫の問題を大きく軽減できます。
特に、体に油膜を持つコバエがこの罠にかかりやすく、洗剤で油膜が破れて水中で溺れてしまうため、効果的に駆除できます。
植木鉢の土は表面が乾いていても中は湿っていることが多いです。
これが虫を引き寄せる原因に。水やりは土が乾いてから行い、過剰な湿度を避けましょう。
湿度が虫の発生を促すので、クーラーでの湿度調整や水やり後の風通しの良い場所への移動がおすすめです。
虫取り罠を置くなら、玄関がいいですよ。
この簡単な方法で、植木鉢周りを虫から守れます。
忙しい毎日の中でも、手軽にできるので、ぜひ試してみてくださいね。
このようにして、台風が来るときも植物を守りつつ、家の中を虫から守ることができます。
台風襲来！それでも植木鉢が倒れてしまえば・・・どうする？
どんなに準備をしても、残念ながら植木鉢が倒れてしまう可能性は完全にはなくなりません。
もし本当に倒れてしまったら、どうしたらいいかを考えてみましょう。
実は、倒れた植物をすぐに立て直そうとすると、さらなるダメージを与えてしまうことがあるんです。
特に台風が吹き荒れている最中は、再び倒れるリスクがあります。
なので、嵐が過ぎ去るまでは、植物をそのままにしておく方が、結局は植物にとっても優しい選択かもしれません。
でも、こんな時だからこそ、植物の根をチェックし、新しい鉢への植え替えを考えるチャンスです。
たとえ高価な鉢が壊れてしまっても、がっかりするだけではもったいない。
植物の根を見て、健康状態をチェックし、必要ならば根をほぐしてあげるといいですね。
そうすることで、植物は以前よりもぐっと健康に育ってくれるはずです。
そして、新しい、もっと素敵な鉢に植え替えてあげれば、植物も新しいスタートを切れます。
ネガティブな出来事も、ポジティブに捉え直すことで、意外といいことが見つかるものです。
それにしても、やはり植木鉢が倒れないのが一番です。台風が来る前に、しっかりと対策をしておくことが重要です。
まとめ
台風が近づくときには、「ちょっとした植木鉢だから」と思わずに、きちんと対策をすることが重要ですよ。
植木鉢やプランターが強風や大雨で壊れたり倒れたりすると、散らかったり、ひどい場合は近所に迷惑をかけることにもなりかねません。
できれば、植木鉢やプランターは家の中に入れて安全を確保したいところ。でも、それが難しい場合でも大丈夫。
軒下や壁のそばに置いたり、雨どいで固定したり、鉢同士をしっかりと紐で結んだり、事前に倒しておくことで、倒れるのを防ぐことができます。
グリーンカーテンをしている人は、支柱やネットを強化したり、ネットを一時的に外したりするといいですね。
そして、台風が来る前に果実を収穫しておくことも、被害を少なくするコツです。
台風が過ぎ去ったら、植木鉢を元の場所に戻して、植物の様子を見守ってあげましょう。
ガーデニングでは虫が出るのもよくあることですが、土を入れ替えたり、駆除剤を使ったりすれば、簡単に対策できます。
梅雨や台風の季節でも、ちょっとした心がけでガーデニングを楽しむことができますよ。
特に台風の被害が心配な地域にお住まいの方は、事前にしっかりと準備をして、植木鉢やプランターを守りましょう。
