洗濯しているときに、白い服が突然青く染まってしまうことがありますね。
これは、洗濯の水や服の素材が化学反応を起こすことが原因で、多くの方が直面する問題です。
特に気に入っている服が変色してしまうと、がっかりするものです。
しかし、幸いにも、青く染まった服を再び白くする方法があるんです。
この記事では、そんな服の白さを取り戻す方法と、変色を防ぐための予防策を紹介しています。
洗濯の悩みを解決するヒントが満載なので、ぜひ参考にしてみてください。
ズバリ！ワイシャツなど洗濯物の青いシミの落とし方！
青い汚れを落とす方法のひとつとして、塩素系の漂白剤と重曹を使う方法がありますよ。
いろんな方法がある中で、しっかりとした汚れには、漂白剤と重曹を同じ分量で混ぜてペースト状にしてみてください。
それを汚れているところに塗って、柔らかいブラシで優しくこすってみるといいですよ。
頑固な汚れには、少しの間そのままにしておくのがコツです。
その後は、ぬるま湯でしっかり洗い流してから、洗濯機で単独で洗ってくださいね。
漂白剤を使ったら、色が移る可能性があるので、他の洗濯物と一緒にしないようにしましょう。
そして、漂白剤を使う時は、換気をしっかりとして、手袋をするなどして皮膚を守ってください。
もし漂白剤や重曹を使いたくない場合は、中性洗剤を使う方法もあります。
中性洗剤は油っぽい汚れに強いので、汗でできた皮脂の汚れもきれいにできます。
普段から、襟や袖口のように汚れやすい部分は、中性洗剤で丁寧に洗うといいですね。
でも、強くこすりすぎないように気をつけてください。
大体の汚れは中性洗剤で落とせますが、それでもダメな時は、漂白剤や重曹を試してみるのも一つの方法です。
特にワイシャツなどは、洗う前に襟や袖口の汚れをチェックして、汚れの程度に合わせてどちらを使うか選んでみてください。
ワイシャツの襟が青くなる原因は主に2つ！原因別の落とし方！
衣類に青い汚れがつくことには二つの主な理由があります。
①デニムなど色の濃い服からの色移りですね。
②水道水に含まれる銅イオンが原因です。特に、銅製の配管が使われていると、
この銅イオンが洗剤や皮脂と反応して青い「銅石鹸」を作ってしまうことがあります。
新しい銅管を使っている新築の家などでは、この現象が起きやすいですが、時間が経つと管の内側に膜ができて徐々に減っていきます。
これらの問題への対応は、原因によって異なります。色移りする恐れがある場合は、色の濃い服は別に洗うようにしましょう。
銅イオンが原因の場合は、時間が経てば減るので、その変化を見守ることが大切です。
また、銅管を使用している給湯器から出るお湯で洗濯すると青くなる可能性があるので、そのお湯は使わないようにしましょう。
さらに、シルバーアクセサリーからも青いシミができることがあるので、これにも気をつけてください。
汗と銀が反応することでシミになることがあります。どのケースも、適切に対処することで衣類を守ることができますよ。
①青系の衣類からの色移りが原因の場合
■青いジーンズなどから白い服に色がついた時は、しっかりとした漂白処理が必要になります。
【準備するもの】
- 柄物用は酸素系漂白剤、白物用は塩素系漂白剤
- 40℃のお湯
- ゴム手袋
- 洗面器やバケツ
①洗面器やバケツに40℃のお湯を入れて、普段の2～3倍の漂白剤を加えます。このとき、ゴム手袋を着用してくださいね。
②色が移った衣類をこの溶液に30分ほど浸けてから、しっかり水で洗い流しましょう。
塩素系漂白剤は漂白力が強いですが、色のある衣類には使えないので注意してください。
■柄入りの白い衣類には酸素系漂白剤を使いましょう。それでも落ちない時は還元型漂白剤を試してみてください。
【準備するもの】
- 還元型漂白剤（例：ハイドロハイター）
- ゴム手袋
- 洗面器やバケツ
【作業手順】
①お湯を用意して、洗面器なら1キャップ、バケツなら2キャップの還元型漂白剤を加えてください。
ゴム手袋をしてから、色が移った衣類を30分間浸します。
②その後、水ですすぎましょう。「還元型漂白剤」はとても強力で、
黄ばみや酸化した汚れにも効果的ですが、30分以上は漂白しないようにしてください。
※衣類を傷めないように気をつけて、この方法は真っ白な衣類に限り使用してください。
