お茶は腐りにくいイメージですが、保存方法によっては当日中に腐る場合があります。
そのため、今回はお茶の日持ち期間や、美味しく安全に飲むための保存ポイントを紹介します。
麦茶も同様に、間違った保存方法ではすぐに傷んでしまいます。
麦茶パックの賞味期限や、作った麦茶の美味しさを長持ちさせるための保存時のポイントについても解説します。
また茶葉の種類ごとの腐りやすさについても紹介します。
安全かつ美味しいお茶を楽しむために、正しい保存方法を知ることが重要ですね。
沸かしたお茶の賞味期限は?冷蔵庫で長持ちさせられる?
沸かしたお茶の保存期限は、冷蔵庫で保管するのが適切です。
でも、麦茶を作るときには状況によって保存期間が変わるんです。
自家製の麦茶は、冷蔵庫での保存が効果的です。
そうすることで、菌の繁殖を抑えることができます。
麦茶を常温で放置すると、暑い日には約3時間で劣化しますので、注いだらすぐに冷蔵庫に保管しましょう。
麦茶は、作った当日に全て飲むことがいいですが、
煮出す時や容器の手入れをする際にちょっとした工夫をするだけで、保存がしやすくなります。
麦茶の品質を保つためのポイントをまとめてみました。
沸かした麦茶は粗熱をとって急速に冷ます
麦茶をやかんで沸かした後、雑菌が増えないようにしっかりと冷ます必要があります。
作った麦茶はすぐに保管用の容器に移し、その後、容器を氷水につけて早く冷やしましょう。
特に、菌が増えやすい30度から40度の温度を素早く下げることが大切です。
麦茶が十分に冷めたのを確認してから、冷蔵庫に入れてください。
まだ温かいままで冷蔵庫に入れると、冷蔵庫の中の温度を上げてしまい、
他の食品を傷めることになるので気をつけてください。
保存容器は清潔な密閉容器を使う
麦茶を長持ちさせるコツは、容器選びとそのお手入れにあります。
使う前には、容器をしっかり洗って熱湯消毒することで、雑菌の増えるのを防ぎましょう。
傷がついた容器は雑菌がつきやすいので、ガラス製の容器が清潔を保つのに適しています。
プラスチック製も使い勝手はいいけれど、傷には注意して、しっかり洗浄と消毒を心がけてくださいね。
麦茶を新鮮に保つためには、密封できる容器を選んで、空気に触れさせないようにすることもポイントです。
容器本体やフタ、ゴムパッキンも、定期的に熱湯やキッチンハイターで除菌しましょう。
使うスポンジも清潔に保つことが大切です。
これらのことに気をつければ、麦茶を清潔に、そして美味しく保存することができますよ。
麦茶パックを入れっぱなしにしない
麦茶をおいしく飲むためには、ティーパックの使い方に気をつけましょう。
麦茶の味をしっかり引き出したいからといって、
ティーパックを水やお湯に長く浸しすぎると、逆に麦茶の味を損ねてしまうことがあります。
その理由は、ティーパックから出るデンプン質が雑菌の増える原因になるからです。
各メーカーが推奨している、沸騰したお湯でティーパックを10分から1時間程度入れておくという時間を守り、
時間が来たら早めに取り出しましょう。
原料のデンプンが雑菌の餌になり得るので、パッケージに書かれている通りに、
ティーパックを長時間放置しないようにしましょう。