湯せんでチョコレートを失敗してしまっても、大丈夫ですよ。復活させる方法があるんです。
一つは「再び湯せんをする」こと、もう一つは「少しずつ温めた生クリームを加える」ことです。
ただ、チョコレートがどう失敗したかによって、対処の仕方が違います。
再湯せんするときは、温度を少し高めに設定し、生クリームを加えるときは温かい状態で、過剰に加えないようにしましょう。
この記事ではその方法を詳しく説明しています。でも、必ず復活するとは限りません。
特に、高温で湯せんしたり、水が混ざってしまった場合、復活は難しいです。でも、まずは試してみることが大事です。
うまくいかなければ、それもお菓子作りの一環です。
失敗したチョコレートを捨てる必要はありません。上手く再利用して使い切る方法があります。
湯せんを何度も繰り返してチョコレートがパサパサになる前に、判断をしましょう。
リメイクレシピも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
チョコ湯銭で失敗！その理由別対処法
分離してしまったら再度湯銭に挑戦！
チョコレートを湯銭で溶かすときに失敗すると、油分が分離しちゃって、チョコが油のかたまりと固形に分かれることがあるんです。
そんなときは、もう一度湯銭してみるのがいいですよ。湯銭の温度は55～60度くらいに設定して、ちょっと高めに保ちましょう。
湯銭しながらチョコをよく混ぜ、一回外して冷ますんです。
それから、もう一度湯銭にかけてよく混ぜるんですね。
これを根気よく繰り返すと、なめらかで光沢のあるチョコが復活するんです！
決してあわてずに慎重にやってみてくださいね。
ボソボソになってしまったら慌てず生クリーム追加で修復！
湯銭でチョコレートを溶かすときに、うまく滑らかにならなかったり、ボソボソになっちゃったりすることもあるんですよ。
そんなときは、「温めた生クリームを加える」方法がいいんです。
まず、チョコを再度湯銭して、55～60度くらいのちょっと高めの温度で溶かしましょう。
チョコが溶け始めたら、沸騰直前まで温めた生クリームを少しずつ加えていきます。
大事なのは、チョコを湯銭しながら生クリームも温めること。
チョコが溶けたあとで生クリームを温め始めると、チョコが固まっちゃいますからね。
ちょっと大変ですが、生クリームが温まったら、弱火で温度をキープすると楽ですよ。
冷たい生クリームは加えないでくださいね。あと、生クリームの量はチョコの半分以下にしておくといいです。
生クリームを使うと湯銭は成功しやすいんですが、冷蔵庫で冷やすと固まりにくくなることがあるんです。
なめらかな仕上がりを目指すなら、脂肪分の多い生クリームを使うのがおすすめです。
脂肪分が少ない植物性のミルク（アーモンドミルクやライスミルク）は向かないので、お菓子作りには動物性の生クリームを使うようにしましょうね。
チョコレートが上手く溶けず、どんどん固まる？
チョコレートがうまく溶けなくて、恐ろしいことにどんどん固まっちゃうことがあるんですよね。
そうなる主な原因は、「水分が混ざってしまった」とか「湯銭の温度が高すぎた」ということが多いんです。
それに、「混ぜすぎた」っていうのも、原因になることがあるんですよ。
なのでチョコレートを湯煎で溶かす時には水分が混ざらないよう特に気をつけてくださいね。
また気合をいれすぎて混ぜすぎにも用心です！
チョコ湯銭で失敗！どうしても復活しない時は再利用を考えよう！
湯銭で失敗したチョコレートをどう直すか、その方法をお伝えしましたけど、高温で湯銭したり、何度やってもダメな場合もありますよね。
基本的には、チョコレートは湯銭で溶かすのが一般的ですが、レンジで溶かすと失敗することが多いので気をつけてください。
チョコの湯銭がうまくいかなかったら、無理に直そうとせず、早めに諦めて新しいチョコを使う方がいいですよ。
失敗したチョコも別の方法で使えますから、あまり心配しなくて大丈夫ですよ。
次の章で失敗チョコの活用法具体的にお伝えしますね♪
ホットチョコレートにいかが？
チョコレートを使った飲み物のレシピには、溶け残ったチョコを活用する方法があるんですよ。
たとえば、湯せんで水が混じっちゃったチョコや、冷蔵庫で固まらなかったチョコを使って、ホットチョコレートを作ってみるのはどうでしょう。
これ、作り方は超簡単で、温めた牛乳にチョコを入れて溶かすだけなんです。
通常のココアとはちょっと違って、もっとリッチな味が楽しめるんです。特別感のある味わいがいいですよね。
パンに塗るってどう？
冷蔵庫で固くなっちゃったチョコレート、捨てちゃうのはもったいないですよね。
そんなときは、パンに塗ってトーストしてみてはどうでしょう。
チョコが温まると、なめらかに溶けて食べやすくなるんです。
特にクロワッサンに塗って焼いたら、お店のチョコクロワッサンみたいになるんですよ。
お家で簡単に、ちょっと贅沢な味わいが楽しめますよ。
ナッツやグラノーラを入れて固めるみる
チョコレートが油分で分離したり、元に戻らなくなった時は、ナッツやグラノーラを入れて、クランチチョコみたいにしてみるのがオススメです。
油が抜けて滑らかじゃなくなったぼそぼそチョコレートも、ナッツのカリカリとした食感や味で、上手くごまかせるんですよ。
ちょっと工夫するだけで、新しい美味しさが楽しめますね。
ズボラさんにおススメ！めっちゃ簡単失敗生チョコ復活法！
生チョコを作るのが上手くいかなかった時、心配無用です！
ちょっとのアレンジで、目分量で簡単に美味しいチョコケーキに変えることができますよ。
生チョコがうまくいかなくて困ったこと、ありますよね。
そんな時は、チョコとココアパウダーをレンジでチンして溶かしてみましょう。
それから泡立て器でガシガシ混ぜて、卵を加えてさらに混ぜ合わせます。
ホットケーキミックスも加えて、生地がちょうどいい感じになるまで混ぜたら、型に入れて180℃のオーブンで30分焼きます。竹串で何もついてこなければ、焼き上がりです。
今回使ったのは、チョコ180gと生クリーム90ccで作った生チョコに、卵1個を使いました。
生チョコがもっと多い時は、卵を2個に増やしてもいいですよ。
生チョコの量に合わせて、ホットケーキミックスは150gや200gでOKです。
ただし、焼き時間は生地の量やオーブンによって変わるから、40分だとちょっと長いかもしれませんね。
あわてるな！失敗したってブラウニーに変身だよ♪
生チョコが思い通りにならなくても、大丈夫ですよ。
サクッと混ぜるだけで、あっという間においしいブラウニーにしてしまいましょう。めちゃくちゃ簡単ですからね。
生チョコが上手くいかなかった時、どうしようかと思ったら湯煎で溶かしてみてくださいね。
泡立て器でガシガシ混ぜると、また滑らかになるんですよ。
分離したり、固まらなかった生チョコも、ミルクチョコやホワイトチョコも、全部使えます。
油が浮いたチョコでも大丈夫です。
溶かした生チョコには、卵を一つずつ入れて、その都度しっかり混ぜます。
その後、砂糖も加えて更に混ぜますね。薄力粉とベーキングパウダーも入れます。
粉はふるった方がいいけど、めんどくさかったらそのままでもOKです。
粉っぽさがなくなったら、クッキングシートを敷いた型に生地を流し入れて、170℃で25〜30分焼きます。
焼き上がりは、表面をちょっと押して弾力があるか、竹串でチェックして生地がつかないか確認してください。
冷めたら、好きな大きさにカットして、粉砂糖をかけると、もっとおいしくなりますよ。
チョコ湯銭で失敗！ぼそぼそからの復活まとめ
昨日チョコケーキ作ったんだけどね、チョコの湯せん失敗したよ（笑）でも完成したよ(^^)味はまあまあ。終わり良ければすべて良し！★ pic.twitter.com/09q87xqOON
— (*・因・)/ (@kan10_knj) December 15, 2013
この記事では、チョコレートの湯せんが上手くいかなかった時の対策を紹介しました。
チョコと油脂が分離してしまったら、すぐ諦めずに湯せんと冷やす作業を繰り返すと、きれいな艶が戻るかもしれませんよ。
チョコが乾燥してしまった時は、温めた生クリームをちょっとずつ足してみてください。
ただ、水が混じったり、高温で溶かしたチョコはなかなか元通りにならないんですよね。
水が入ってしまうとやっかいです💦
どうしてもダメな時は、別の使い道を考えてみるのも手です。
湯せんを何度もやりすぎるとチョコが乾燥するので、タイミングを見極めるのが大事です。
復活させたと思っても、冷蔵庫で冷やしたら固まらないとか、硬すぎることもあるんです。
失敗は料理上手になるための一歩だから、気にしないことが大切ですよ。誰だって失敗はあるものです。
特に初心者さんは、チョコレートの湯せんには基本を守って、温度計みたいな基本的な道具を使うといいですね。
お菓子作りは「正確さ」が大事なんですね。
