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沈丁花は【日陰】で育つ?庭とベランダで育てる最適な環境を解説!

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 沈丁花は日陰でも育ちます。ただし、一日中どの時間帯も光が当たらないような日陰は育つ環境ではありません。沈丁花の好む日陰は「半日陰」と呼ばれる「日陰」なのです。間違って日陰に置いてしまうと、花の付きも悪く香りも弱くなってしまうんですよ。その為にはどんな環境が一番いいのでしょうか?

この記事では、

・沈丁花の生育に最適な日陰とはどんな場所なのか

・日陰と対極にある西日や直射日光のあたる場所で育てる注意点

を現在ベランダで沈丁花を育てている私が分かりやすく画像も交えて解説しました。

これから沈丁花を育てたいなと思っている方、現在育てている方にも役立つと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

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沈丁花の好む日陰は半日蔭 ?どんな日陰?本当に日陰で大丈夫なの?

沈丁花は日陰でも生育に問題はないと言われています。理由は沈丁花の根は浅く、土の乾燥を嫌う為に、日陰を好むと言われているからです。しかしかといって、全く光が当たらなくて良いという事ではありません。植物ですから光合成ができなくては大きくならない上に、花も実もつきにくくなり、香りも少なくなるでしょう。

沈丁花をあまりにも日当たりの良くない日陰に植えてしまったり、鉢をおきっぱなしにしてしまい、花付きが悪くなり、 全く開花しないという話もよく聞きます。枯れるところまではいかなくても、抵抗力もなくなって、元気に育たずに病気や害虫被害に遭う恐れもあります。

沈丁花の好む日陰とは半日陰というものです。半日蔭とは、簡単に言えば、直射日光や西日が当たらないが、一日の半分くらいは陽光があたり、又は、午前中だけ、午後だけ陽があたる状態をいいます。西日を除く数時間だけでも日が当たる場所です。

しかし大事なことはいくら日が当たるところとはいっても強烈な西日の当たる所は避けるべきでしょう。沈丁花にとっては西日はよくありません。植物は午前中に光合成をするため光を欲します。午前中が日陰で、午後が西日が当たってくるという環境は植物にとっても、もちろん沈丁花にとっても良い環境とは言えません。 

次の章では、沈丁花の好む日陰つまり半日陰を地植えとベランダ別に分けてより具体的に説明していきたいと思います。

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 沈丁花を日陰・半日陰で育てる為の場所選び

沈丁花を庭に地植えをする場合 

沈丁花の好む日陰つまり半日陰を庭で探してみましょう。具体的には、午前中に太陽の光が数時間あたってその後で日陰になる場所です。東向きの庭なら午前中だけ日が当たることが多いので 比較的場所は探しやすいと思います。また落葉樹の根元などは光が遮られてちょうど良い日陰になっている場所も多いですね。 木蓮や桜やケヤキといった木の根元なども適していると思います。ご自分のお庭に適当な場所がないと思っても半日陰の場所は少なからずあるはずです。塀のすぐそばや建物の影などは半日陰になります。北庭であっても道路に面している庭などは明るいけれども直射日光は当たらず「明るい日陰」と言えるでしょう。画像は我が家のマンションの庭の大きな木の根元に作られた半日陰です。

沈丁花をベランダに置く場合

ベランダで沈丁花が好む半日陰の場所を考えてみましょう。 東向き南向きのベランダは午前中に光があたり半日以上光が当たるために植物を育てるには適した環境です。特に東向きのベランダは朝日があたりその後日陰になり、沈丁花が好む半日陰の環境です。

ベランダで沈丁花を育てる場合、ベランダはコンクリートで囲まれている場合が多く、思うよりももっと気温の上昇がある為、陽光がどれだけあたってどのように陰っていくのかをまず考えて置く場所を決めましょう。

画像は我が家のベランダの鉢植えの沈丁花です(残念ながら花はすでに終わってしまいました^^)東向きのベランダで、午前中に日がよく当たります。 そして徐々に日陰になっていきます。このベランダで沈丁花は元気に育っているので、日当たりもちょうどいいのかなと思っています。

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沈丁花は日陰が好き!直射日光と西日が苦手です

植物にとって光は大切です。しかし陽光があたれば良いというわけではなく、沈丁花は西日が苦手です。 西日が苦手な植物のほとんどが根が浅くて葉っぱが薄めで、乾燥を嫌います。夏場など朝からの気温の上昇で、植物もエネルギーを使いクタクタになっているところに、夕方の陽光つまり西日が当たる事で更にダメージが与えられ、根が浅い植物、乾燥に弱い植物にとっては過酷な環境となってしまいます。それが沈丁花は日陰・半日陰にで育てるといいと言われる理由なのです。

しかし、西日であっても直射日光であってもその環境で元気に育っている沈丁花も確かにあります。それは沈丁花を育てるにあたって、光だけが問題なのではなく、それに伴う色々な要素が関係してくるからです。その一つに西日が当たる環境であっても乾燥しなければ元気に育ちます。

沈丁花を乾燥させない為に、沈丁花の根元を日陰にするような対策をしてあげれば十分に育てていけると思います。沈丁花の根元に腐葉土をしいてあげるなどして乾燥を防ぐ方法もあります。西日に限らず光は当たりすぎると植物の脱水症状につながって葉焼けを引き起こします。そうなると光合成を行う上で大きなトラブルの元となるのです。

沈丁花に限らず葉が肉厚で乾燥にもタフな植物でない限りは、光の当たる場所や時間のバランスを考えてあげるとうまく育てられるでしょう。直射日光があたっていても一日の早い段階での2時間程度ならなんら問題はないでしょうし、西日であっても乾燥を防ぐ対策をしてやれば元気に育つ可能性は十分にあります。

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まとめ

沈丁花は日陰を好みますが、全くの日陰では成長も遅くて花付きも悪く、香りも弱くなるため、「半日陰」という場所に置くのが最適です。半日陰なら十分にきれいに育てることができます。

庭に関しては

・午前中に太陽の光が数時間あたってその後で日陰になる場所

・塀のすぐそばや建物の影などは半日陰になる場所

・北庭であっても道路に面している庭など

ベランダに関しては

・東向き南向きのベランダは午前中に光があたり半日以上光が当たるので適している

・ベランダはコンクリートで囲まれている場合が多く、思うよりももっと気温の上昇がある為、陽光  がどれだけあたってどのように陰っていくのかをまず考えて置く場所を決める

 又、日陰・半日陰と真逆である西日や直射日光の当たる場所についても全くダメというのではなく注意点がありました。

・直射日光は真夏の強烈な日差しではない限り2時間程度なら大丈夫

・西日にしても直射日光にしても沈丁花は土の乾燥を嫌う植物なので、根元をしっかり日差しから遮ってあげる事。腐葉土をしいて遮ってやる事。

・葉焼けも起こさないよう、植物が高温になることを防止する事

庭とベランダにわけて沈丁花が喜ぶ日陰、半日陰を具体的に解説しました。また、西日や直射日光についても全くだめだという事ではなく幾つかの対策も解説しました。

以上を参考に元気な沈丁花に育ててあげて、毎年のお花と香りを楽しんでくださいね。

ーここまで沈丁花の喜ぶ日陰、半日陰について庭やベランダ別に書いてきましたが、
沈丁花の立ち枯れが心配な方へ、その原因や対応の仕方等を以下の記事に詳しくまとめてあります。

沈丁花の立ち枯れは水はけを改善することによって復活することもありますので、ぜひご覧くださいねー

沈丁花が立ち枯れ?白紋羽病なら危険!原因別に復活方法を解説します

 

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