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ハイビスカスの蕾がつかない時の対処法4つを毎年満開にしている私が伝授する

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ハイビスカスの蕾がつかない原因は日当たり、水やりなどに問題がある場合が多いです。

南国イメージが強いハイビスカスですが実は、寒さだけではなく暑さにも弱い植物です。

とはいうものの、ハイビスカスは他の植物と比べても育て方がさほど難しい植物でもありません。

日光の当て方や置き場所、水やり、場合によって肥料などの改善をすることによって、今蕾がついていなくても、時期がくればきれいな花を咲かせることができます。

逆に日光、置き場所、水やり等を自己流に間違ったやり方でやってしまうと蕾がつかないまま花も咲かないという事にもなりかねません。

なのでこの記事では、

  • ハイビスカスが蕾をつけてきれいな花を咲かせる為の日当たりの良い場所とは
  • ハイビスカスが蕾をつけなくなってしまう絶対に置いてはいけない場所とは
  • ハイビスカスが蕾をつけやすくする日光の当て方とは
  • ハイビスカスが喜ぶ水やりとは
  • ハイビスカスが蕾をつけてきれいな花を咲かせる為の肥料の与え方とは

に始まり、ハイビスカスの年間スケジュールに沿った育て方を、同じように蕾がつかないと悩んだ経験をもつ私が徹底解説します。

ハイビスカスを育てている途中に、いまだに蕾がつかない、蕾がついてもボロボロ落ちているなど、お困りで不安な方がたくさんいらっしゃるかと思います。

ハイビスカスの蕾がつかない原因を知って早く対処をしたい!きれいな花を咲かせたい!という方にはきっとお役にたてるかと思います。隅から隅までご覧になっていってくださいね。

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ハイビスカスに蕾がつかない、蕾が落ちる原因と対処法

主な原因としては以下の四つが考えられます。

  1. 日当たり
  2. 水やり
  3. 肥料
  4. 環境の変化

ハイビスカスの蕾がつかない、落ちる時の対処法①日当たりを改善する

日当たりはハイビスカスの蕾がつかない、蕾が落ちる原因の第一番です。

ハイビスカスは日光が良く当たる場所を好みます。

ハイビスカスは直射日光も大好きですので、午前中だけ日が当たる場所に置き、午後からは木漏れ日程度の場所に置いてあげるのが理想的です。

西日は好みませんし、午後の直射日光は避けましょう。強い西日はハイビスカスの鉢、プランターの中が蒸れて根傷めてしまいます。

プランターで育てている場合は鉢とは違って浅いために根が伸びる範囲も浅くなってしまいます。

出来れば、深型のプランターか鉢をおすすめします。特に日中の気温が30度超えになるような日は置き場所に注意しましょう。

マンションのベランダなどは床がコンクリートの場合が多いので要注意です。

コンクリートからの反射光や輻射熱で鉢の内部が高温になり根が傷つき、株の体力が弱ります。

コンクリートの上に直置きするのは危険です。

棚の上に置くなどして風通しを良くしてあげてください。

南国育ちハイビスカスだからといっても日当たりがきつすぎるのは、ハイビスカスの根が傷つき株の体力が奪われて蕾がつかなくなったり、ついても蕾が落ちてしまう原因をつくります。

日当たりの良い場所に置く事は誰でも考えはするのですが、具体的にどんな場所にどれだけの時間置いてあげれば良いかはその植物によっても違ってくるので、なかなか分からないものです。

ハイビスカスは日当たりが強すぎても、またその時間が長すぎても株が弱くなって、蕾がつかない事や、ついてもすぐに落ちてしまったりする場合が多くあります。

ハイビスカスの蕾がつかない、落ちる時の対処法②水やりを改善する。

ハイビスカスの水切れも水のやりすぎも双方蕾がつかない、蕾が落ちてしまう原因のひとつです。

植物が育つには水は必要不可欠ですが、植物によっては水を多くを必要とする植物もあれば、それほどの水量を必要としない植物もあります。

ハイビスカスはどちらかというと水を多く必要とする植物の部類に入ります。

ハイビスカスは特にその成長期、開花期(一般的に5月から10月)にはたくさんの水を必要とします。この時期に水切れをおこすと、蕾がつかない、又はせっかくついた蕾が落ちたりしてしまいます。

水やりは鉢の土が乾いたら水をあげる。たっぷりとあげます。夏場は乾燥はすぐにわかりますが、鉢の土が乾いているかどうかの判断は、手で触ってみたり、棒をさしたりして湿り具合を確認してください。

夏場を過ぎたら、一番わかりやすいのは、一度水をあげた後に鉢を持ってみてください。鉢がずっしり重いでしょう。そして3日ぐらい経った頃にまた鉢を持ってみてください。鉢が軽くなっていたら、水やりのサインです。

乾いていたら鉢底から水がたっぷりと流れ出るまで水を土に含ませます。その後、鉢受けに溜まった水は必ず捨てておきます。

土が湿っているのに水やりをしてしまったり、鉢受けの水を捨てずに置いておいたりすると、根腐れを起こす原因となるので注意です。

根腐れを起こすと花の生育に支障をきたすので、蕾がつかなくなったり、落ちたりする原因となってしまいます。

ハイビスカスの蕾がつかない、落ちる時の対処法③肥料切れを改善する。

ハイビスカスの成長期、開花期である5月から10月に肥料切れをおこすと、蕾がつかない、ついてもすぐ落ちるという原因になります。

理由は新芽が伸び花が咲く季節には、ハイビスカスは栄養をどんどん吸収するため多くの肥料を必要とするからです。そんな時期に肥料が十分に与えららなければ、蕾がつかない原因となるのです。

適切な肥料の与え方は、月1回、油かすが主体で骨粉が混ざっている固形の有機質肥料を鉢の土の上に置き肥し、ゆっくりとじっくりと長期間効果を持続させるのがポイントです。

または、成分がゆっくり浸透する緩効性の化成肥料でもOKです。ただハイビスカスには油かすを主体にした固形肥料がおすすめです。

肥料を与える目安はゆっくりじっくり効果のある緩効性肥料なら2ヶ月に一度、即効性のタイプなら、1週間に一度が最適です。

置き肥の量は、肥料のパッケージなどに書かれている規定の量よりやや多めに。化成肥料は初心者でも扱いやすいのですが、与えすぎて株を弱らせてしまう場合もあるので与える分量には注意が必要です。

特に夏の暑さで成長が衰えているときは、化成肥料は控えてやや薄めの液体肥料を与えて様子をみるのがいいでしょう。やや薄めとは、メーカー推奨基準よりも2.5倍の薄さ、そして頻度は月に5~6回ほどで与えてください。

ハイビスカスの蕾がつかない、落ちる時の対処法④ 環境の変化

ハイビスカスの日当たり、水やり、肥料どれも間違っていないのに、蕾がつかない、蕾がぼろぼろ落ちる。

他に全く何も心当たりがない・・・という方は、ハイビスカスの環境の変化があるかもしれません。

例えば、花屋さんで購入後数日間であったり、通販で購入、送られてきて数日間であったり、台風や梅雨などの気候の変化や、置き場所を色々変えてしまった後だったり・・・などです。

ハイビスカスは環境適応の力が少し弱いところがあるので、そのようなことが重なり、一時的に蕾がつかない事や、蕾が落ちてしまったりすることがあるようです。

ハイビスカスの蕾がつかないと思っていたら、しばらく待つと次々と蕾がついて花が咲いたという人や蕾が落ちるのが止まって、花が咲き始めた という人が結構います。

日当たりも、水やりも肥料も改善したら、あとはハイビスカスを信じて待ってあげてください。

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ハイビスカスの花をきれいに咲かせるコツ

前章のハイビスカスの蕾がつかない時の4つの対処法を試してもらって、実際に蕾を付けるようになったら下の(箇条書き)を意識すると格段にきれいなハイビスカスの花をさかせることができますよ。

  1. 置き場所
  2. 水やり
  3. 植え替え
  4. 剪定

上記の箇条書きで上げた4つは、当たり前すぎて誰もが良く知っていることと思われますが、案外自分流のやりかたで育てている方が多いのも事実です。もう一度よく見て確認してくださいね。

置き場所について

ハイビスカスをきれいに咲かせるコツとして季節ごとの置き場所をまとめてみました。

6月~10月下旬

日当たりの良い屋外で栽培し真夏に開花が思わしくない時は特に西日をさけましょう。

強い西日はハイビスカスにとって水分が大きく失われるために根が傷み生育が衰えます。

根が傷み消耗すると生き延びるために花を咲かせることを諦めてしまうからです。

蕾がつかない原因や落ちる原因もこういうことに起因している可能性があります。

11月~5月

室内栽培で、室内のできるだけ明るい場所に置いてあげましょう。

最低5℃以上は保ちながら管理してください。

5月~6月にかけては午前中の日光、7月~9月は明るい日陰、10月は5月、6月と同様に

午前中の日光に当ててあげてください。

その他の時期

直射日光でも大丈夫です。

水やりについて

ハイビスカスをきれいに咲かせるコツとして季節ごとの水やりの仕方をまとめてみました。

基本的には鉢土が乾燥してきたらたっぷりと水をあげ、受け皿に流れ出た水は放置せずに捨ててしまいましょう。

真夏は朝夕2回の水やりを。時間は朝は8時頃までには水を与えてください。

夕方は気温が下がる5時頃に。日中の水やりはお湯を与えているのと同じ状態です。

鉢の中が蒸れ根腐れを起こすことがあるので、日中の水やりは避けてください。

真夏は鉢の上にマルチング材やマルチングチップを置くとある程度水分の蒸発を防ぐことができます。

9月下旬にもなると涼しくなって鉢土の乾燥が遅くなってきます。そうなると毎日水やりをする必要もなくなってきます。

土に木の棒をさしてみて乾燥の度合いを確かめたり、鉢を持ち上げて水分の重みがあるかどうかで判断し水を与えましょう。与える時間はできるだけ午前中にします。

冬は鉢土の表面はあまり乾燥しません。水の与えすぎに注意してください。まだ水分を保っているのに与えすぎてしまうと根腐れの原因にもなります。

与える時間は午前中の暖かい日にします。夕方に水やりをしてしまうと、冬は夜間の冷え込みによって鉢土が凍ってしまうことがあるので要注意です。

植え替えについて

ハイビスカスをきれいに咲かせるコツとして植え替えの時期と具体的な植え替え方法をまとめてみました。

植え替え時期

時期は5月~6月が最適です。ハイビスカスは根の成長のスピードが速く、放置しておくと根詰まりを起こしてしまいます。

根詰まりは、花がきれいに咲かなくなる原因の一つで、極端に花付きが悪くなってしまいます。

そうなる前に植え替えを行いましょう。特に鉢を大きくせずに植え替えをしたい場合は毎年この時期にすませましょう。

植え替え方法

  • 現在の鉢よりも一回り大きな鉢を用意します。

用土:赤玉土小粒7、腐葉土3(ハイビスカスは冬に弱いため水持ちがよすぎる用土は冬に水を与えすぎて、根腐れさせるといけないので水はけの良い土を使用します。)

  • 用土を鉢の4分の1ほど入れます。

苗は土を崩さず、新しい土を入れた鉢に置きます。鉢に土を足して鉢と根の隙間にも土が収まるように棒などで土を押し込みます。その時、棒で根を傷つけないように注意します。

鉢の上部2~3センチあたりまで土を入れたら鉢の底から水が流れ出すまでたっぷりと水やりをします。植え替え後は、日当たりに注意して管理してください。

剪定について

ハイビスカスの花をきれいに咲かせるコツとして剪定の時期、方法・手順・剪定のメリットをまとめてみました。

剪定の時期

花が咲き終わった10月~11月頃に行います。この時期の剪定は新しい枝に花がつきやすくなり、根の負担が減るので冬越しが楽になります。

春以降に剪定をしてしまうと花が全くつかないということにもなりかねません。

十分注意しましょう。

切る枝

ハイビスカスには親枝と呼ばれる一番太い枝があります。その枝から細い小枝が伸びているので、その小枝を切っていきます。

小枝に生えている葉っぱが2~3枚残る位のところで切ります。そこから切口が再生して再び花がついてきます。切り取った枝の切り口が茶色になっている場合は枯れています。

緑色の切り口は元気な証拠です。気になるときは枝先を切り取って確認してみるのもいいですね。

剪定の具体的な方法・手順

「剪定ばさみ」を用いて始めます。

  1. 小枝から生えている葉っぱの2~3枚が残る位のところまで思い切って切りましょう。
  2. ハイビスカスがコンパクトになる全体の3分の1~2分の1まで切り詰めていきましょう。

剪定のメリット

剪定はハイビスカスの樹形を整えることで、枝が減り、株の中心にもしっかり光が当たり、風通しが良くなります。また、枝を切らずにほったらかしにしておくと、枝に花芽がたくさんついて栄養がいきわたらず、成長できなくなったり、小さな花しか咲かなくなったりしてしまいます。

枝を切ることによって枝についた花芽も取り除かれるため、残った花芽には十分な栄養がいきわたり、きれいな花を咲かすことが出来ます。

弱ったハイビスカスを元気にする時にも剪定をします。鉢の底から根が飛び出しているような時は根詰まりを起こしています。その様な時は植え替えをし、同時に剪定を行います。

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ハイビスカスの増やし方とその方法

ハイビスカスの増やし方は「挿し木」「接ぎ木」の2種類があります。

品種によって適した方法があるので確認してください。

もしご自分のハイビスカスのタイプが不明で、性質が弱くて育てにくい場合は接ぎ木で増やすといいと思います。

挿し木

ハイビスカスの「オールドタイプ」と呼ばれるものと「コーラルタイプ」と呼ばれるものに適しています。

  • 「オールドタイプ」とは在来系とも呼ばれ暑さにも比較的強く耐寒性にも秀でています。花は小さめ~中程度の大きさで花付きが良いです。また環境によっては1年を通して楽しめます。初心者にはおすすめの品種です。

 

  • 「コーラルタイプ」とは花びらのふちに切れ込みが入っているものが多く、フリルのようになっており、垂れ下がるようにして花がつきます。そんな形状がサンゴに似ているためコーラル(サンゴ)と命名されています。花はオールドタイプに比べるとやや小ぶりです。寒さには弱いものの、暑さには強くその時期には生育が旺盛で比較的育て安いといわれています。

挿し木の手順

時期は5月~7月上旬に行います。

用意するもの
  • ハイビスカスの株(オールドタイプ・コーラルタイプ)
  • 水いれた器(グラスでも可)
  • 肥料が混じりこんでいない新しい土の入った鉢
  • 「土」ー赤玉土小粒単用か、ピートモス3、鹿沼土小粒7(または赤玉土小粒7)の配合土
手順
  1. 葉がたくさんついている勢いのある元気な枝を7cm~10㎝の長さに切り、枝の下半分の葉は切落とします。上部についている葉も大きなものは半分にカットします。この状態の枝を「穂木」と呼びます。
  2. 穂木の切り口は水で洗い流して、きれいな水の入った器に2時間ほど入れておきます。又は、植物活力液を薄めた水に半日以上つけ、切口に発根促進剤を塗るという方法もあります。
  3. 水揚げしたら2cm~3cmの深さまで土に挿して穂木が倒れてこないように水やりをします。この時たっぷりと鉢底から水が流れ出るまで水を与えてください。
  4. 風の当たらない明るい日陰に置き、10日間程は土が乾かないよう鉢の底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えます。その後は鉢土の表面が少し乾いてきたなと思ったら、水をやります。
  5. 1ヶ月程で根が生えてきます。生えてきたら、より大きな鉢に植え替えます。

接ぎ木

「ハワイアンタイプ」と呼ばれるものに適しています。

「ハワイアンタイプ」とはハワイで品種改良されたもので、大輪の花を咲かせます。

暑さや寒さに弱く成長に時間を要し花付きがよくありません。しかし八重咲のタイプも多くて色合いもオレンジ、赤、青、紫と華やかさを誇ります。

接ぎ木の手順

時期は5月~6月に行います。

用意するもの
  • 増やしたいハイビスカスの株(ハワイアンタイプ)
  • 台木にするハイビスカスの株(オールドタイプ)
  • ナイフ
  • 接ぎ木テープ
  • 癒合剤
  • ラベル
  • 油性ペン
手順
  1. 増やしたいハイビスカスの枝を8cm~10cm程の長さに切って大きな葉は全部切り落とします。上の方についている小さな葉っぱは切り落とさなくても大丈夫です。
  2. 枝の切り口を両側から削いでV字型にします。ナイフで鉛筆を削る要領ですね。この状態の枝を「穂木」といいます。
  3. 台木の準備にはいります。台木は土からおよそ15cm~20cmを目安に幹をカットします。横に伸びている枝、葉っぱ、わき芽はすべて切り落としてください。
  4. 次は、台木に穂木を差し込む切り口を作ってやります。台木の幹の高さの半分くらいのところの上から斜めにナイフ入れて切り込みを作ります。幹の直径の3分の1~半分程度まで切り込みます。
  5. その切り込みに用意した穂木を差し込みます。隙間ができないようにピタッと差し込みます。
  6. 接ぎ木テープで、接いだ部分全てをおおいます。固定できたら、油性ペンで穂木と台木の名前を書き鉢内に差しておきましょう。
  7. 接いだ部分に水がかからないよう室内で管理します。普通2~3週間で遅くとも4週間で穂木の芽が膨らんできます。芽が膨らんできたら、台木の上部の不要な部分は斜めに切り落として、切口には癒合剤を塗ります。そうして雑菌などがはいらないようにします。
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ハイビスカスの病気と害虫と対策

ハイビスカスを育てていく上で必ず心配になるのが病気。そして害虫です。

  • 病気「すず病」葉に黒い斑点ができてまるですずがついたように枝や葉が黒くなる。

ハイビスカスは病気には強いといわれていますので、すず病に関しては、それほど心配する必要はありません。

  • 害虫 初夏から初秋にかけては害虫が発生しやすいので、鉢の底や鉢の周りを常に確認するようにして、みつけたらすぐに駆除しましょう。

代表的な害虫の対処法

「アブラムシ」(4月~10月)

枝の先端の柔らかい場所に密集します。色は緑や黒。ゴマ粒大です。

駆除方法は農薬の使用の他に 牛乳スプレーが効果的です。

葉の裏に潜むアブラムシにかけます。しっかりまんべんなくかけてください。

駆除した後はハイビスカスに牛乳がのこらないようにしっかり洗い流すのをお忘れなく。

マスキングテープを使用した駆除方法もあります。

手っ取り早く駆除したい方にぴったりです。マスキングテープをハイビスカスの葉の裏や

枝に潜むアブラムシに貼り付けて駆除します。

効く農薬:オルトラン / ベニカXファインスプレー

「ハダニ」(3月~9月)

葉の裏に注意。赤茶色の小さな点々を見つけたら可能性大です。

葉の裏に生息しているためにみつけにくく、葉の艶がない、葉の元気がない、きれいな緑の葉っぱが落ちるなどの症状がある時はハダニを疑った方がいいでしょう。

見つけたら、ホースで水をかけて駆除をしましょう。

風通しが悪いとハダニが発生しやすくなるので、風通しの良い所に鉢を置き、ハイビスカスの葉の裏に毎日水をかけてあげるといいでしょう。

効く農薬:ベニカXファインスプレー。オルトランは効き目がありません。

「ハマキムシ」

幼虫(イモムシ)が葉をまいた中に潜んでいます。ハマキムシは光合成の邪魔をするために、ハイビスカスは元気に育たなくなります。葉の中に潜んでいるためハマキムシだけを取り除くのは難しいので、被害にあった葉っぱごと摘み取ってしまいましょう。

冬場に巻いている葉を見つけた時点で対処をすれば、夏の大発生を防ぐことは可能です。

効く農薬:オルトラン

「コガネムシ」

土の中に潜んでいるので気づきません。掘ってみないとわかりません。

コガネムシの幼虫はハイビスカスの根がスカスカになるまで食い荒らします。気づいた時には手遅れになっていることも多々あるようです。

もし根がぐらついて自立できないようになっていたり、水を与えても葉が萎れたままの時にはこの害虫のせいかもしれません。

効く農薬:オルトラン

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まとめ

ハイビスカスの蕾がつかない原因①

  • 日当たりが悪いと蕾をつけなくなってしまう。
  • 日当たりが良いといっても、それは午前中の日光である。
  • 午後からは直射日光に当てるのはNG。西日もいけない。
  • 鉢を置く場所は、マンションのベランダなどコンクリートに直置きしてはいけない。
  • 午後からは木漏れ日程度の場所。棚の上などに置き風通しをよくしてやる。

ハイビスカスの蕾がつかない原因②

  • 水切れを起こしている場合です。
  • 鉢土の乾燥度合いを常に確認して水やりを行う。
  • たっぷり水を与えた後は、受け皿にたまった水は必ず捨てておく

ハイビスカスの蕾がつかない原因③

  • ハイビスカスの成長期の肥料切れ

この①~③ハイビスカスの蕾がつかない原因の大きなポイントでした。

ここをきっちり基本にかえって押さえる事ができれば、蕾がついてきれいな花を咲かせることが

必ずできます。ハイビスカスの蕾がつかないと悩んだ私でしたが、日当たり、水やりの基本を守って、結局はその年の11月まできれいな花を咲かせ、冬越しすることができたんですよ。

改善した後は、ハイビスカスの生命力を信じて待ってあげてくださいね。

ーここまでハイビスカスの蕾がつかない時の対処法に関して書いてきましたが、大事に咲かせたハイビスカスの冬越しに関しては以下の記事に室内、室外、品種別に分かりやすくまとめてあります。
ぜひご覧くださいねー

「ハイビスカスの冬越しに失敗しない方法|毎年成功している私の解説書」

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