目黒川は日本の桜の名所として非常に有名で、約4キロメートルに渡る桜並木がその美しさを誇ります。
どの区間が桜並木として知られているのか疑問に思う方も多いでしょう。
この記事では、その範囲や見頃、さらに目黒川の桜を川沿いから楽しむことができるお花見クルーズや近隣のランチスポットについて詳しく解説します。
また、目黒川沿いに出店する屋台の情報も幅広く紹介します。
営業時間、出店期間、場所の詳細はもちろん、屋台周辺の混雑状況やおすすめの回遊方法についても触れています。
特に春になると、目黒川(中目黒エリア)では、見頃となる桜の下で数多くの屋台が営業します。
一般的な屋台とは異なり、おしゃれなメニューが目立ちます。
これは、目黒川沿いの洗練されたお洒落な店舗が店先で出店しているためで、通常見かける露天商は少ないのが特徴です。
さらに、桜を眺めるクルーズ船の情報も掲載しているので、この春目黒川でのお花見を計画している方は是非参考にしてください。
目黒川の桜並木はどこからどこまで?
東京で高い人気を誇るお花見スポットの一つが目黒川沿いの桜並木です。
桜が満開になる時期には、多くの観光客や地元の人々で賑わいます。
この地域は桜の景色の美しさで特に有名です。
目黒川は、世田谷区から品川区を経て東京湾へと流れる約8キロメートルの川です。
世田谷区三宿の東中橋付近で北沢川と烏山川が合流して目黒川になり、品川区天王洲アイル近くで東京湾に流れ込んでいます。
しかし、川沿いの全長約8キロメートルに桜の木が連なっているわけではありません。
実際に桜並木があるのは、その約半分の約4キロメートルです。
具体的に言うと、東急田園都市線の池尻大橋駅付近から東急目黒線の目黒駅付近の亀甲橋までの区間に、約800本の桜の木が続いています。
実際はこんな感じだよ♪
アニクラ帰りにちょっと寄り道して目黒川で花見。こんなに長い桜並木人生で初めて見たし、バリ綺麗やった。
アニクラも楽しかったし、いい休日になりました♪#目黒川#花見#東京ってすごい #来年こそ彼女とw pic.twitter.com/cp7hbCb5oA— ACKEY(アッキー) (@ACKEY__46) March 31, 2019
そして
#勝手に桜まつり
今夜は都内の桜の名所から
目黒川❣過去写真探訪だよっ
目黒川…桜並木
世田谷池尻大橋から中目黒通って五反田まで
とにかく長い!
そして美しい
都内でも有数のお花見スポットだっ
※写真は2019から以前の様子 pic.twitter.com/57lfh4ba6w— token✈️(トークン) (@token201704) March 29, 2020
目黒川沿いの桜並木を端から端まで歩くのは、思ったよりも時間がかかります。
地図上では45分程度と表示されていますが、実際にはさまざまな要因で1時間以上を要することがあります。
特に、目黒通りや駒沢通り、中目黒駅などの大きな幹線道路を通る場合や、
桜のシーズンには多くの人々で賑わう中目黒駅周辺を抜ける際には、混雑によりさらに時間がかかることが予想されます。
写真を撮りながらゆっくりと散策すると、およそ1時間半程度は見ておくと良いでしょう。
春の暖かい日には、桜並木の下をのんびりと散歩するのは非常に心地よい経験です。
平日であっても、多くの人々がこの美しい桜並木の下を歩いています。
池尻大橋駅から中目黒駅にかけての区間は川幅が狭いため、特に混雑します。
また、中目黒駅から目黒駅に向かうにつれ、川幅は徐々に広がっていきます。
川幅が狭い部分では、橋の上から桜が間近に見えるため、美しい写真を撮りたいカメラマンにとっても人気のスポットです。
これがウワサの目黒川の桜並木です。知らない人もいるので駅のホームから撮影してみました。
ただ、とてもじゃないけど、人がいっぱいすぎて降りたくない笑
でもキレイなのはたしかです#花見はキライだけど桜は好き#桜好きと別に繋がりたくない pic.twitter.com/DEOk9JNLe9— 奥ノ谷 圭祐 ( おくのや けいすけ ) (@Okunoya_jr) March 31, 2019
目黒川の桜の屋台情報
目黒川の桜の季節に現れる屋台は、一般的なお祭りの屋台とは異なる特徴を持っています。
特にこの時期、目黒川沿いの店舗が自店の前に独自の屋台を出すことが多いんです。
その結果、たこ焼きやお好み焼きといった屋台の定番メニューはほとんど見られず、代わりに河岸沿いのおしゃれな店舗が、軒を競っているんですよ。
目黒川の屋台が人気を集める理由は、このユニークなスタイルにあります。
従来のお祭りのように様々な露天商が集まるのではなく、地元の店舗が屋台の運営を行っているのが特徴です。
なので従来のお祭り屋台がちょっと。。。なんていう方には特に好評みたいです^^
↓こんなツイートがたっくさんあふれてます~♪
3/26に行った目黒川の桜
お花見としてなら、桜並木の下の川のほとりを歩ける五条川が好きだけど、街がおしゃれで美味しそうな屋台がたくさんだったー pic.twitter.com/aZxplI6bYh
— まま (@mama_maran) March 29, 2018
目黒川桜の屋台の営業期間
目黒川沿いの屋台は通常、3月下旬から4月上旬にかけて営業します。
この時期は、桜の開花から散るまでの時期で多くの屋台が長期間にわたって営業しています。
例えば、2023年は3月21日から桜祭りが始まったので、今年もこの時期に訪れれば屋台巡りオッケー!!
ただし、屋台の営業期間や時間は店舗によって異なり、桜の開花状態や訪問者の数によって変わることがあるので要注意です。
カフェが運営する屋台では、そのカフェの通常の営業時間に影響される場合があります。
桜が五分咲きの初期段階や葉桜の時期には、屋台の数が減り、営業時間も短くなることがあります。
一方で、桜が満開の時には多くの店舗が屋台を出店していて活気にあふれてます。
桜の見頃によって変わるという事ですね。
目黒川桜の屋台時間
屋台の営業時間に関しては、店舗ごとに異なるため一概には言えませんが、
月曜日が定休日の店が多いので、月曜日の訪問は避けた方が間違いがないように思いますよ。
屋台は、昼11時頃から夜の21時頃まで営業していることが多いので、屋台を目指す方はこの時間帯に訪れるのがベストです!
目黒川桜の屋台場所
↓この辺り♪
桜の季節に目黒川で見られる屋台は、川沿いに多数設置されています。
特に、中目黒駅から池尻大橋にかけての区間では屋台が密集しています。
この地域のマップを見ると、両岸に沿って多くのお店が並んでいるのが分かります。
一方、中目黒駅の反対側では屋台の数は少なく、もっと静かな雰囲気を楽しみたい場合は駅の東側がおすすめです。
また、カフェやおしゃれな飲食店の屋台は、特に別所橋から朝日橋にかけてのエリアに集中している傾向があります。
このエリアは、屋台の雰囲気を楽しむのに最適な場所ですね♪
目黒川が好きすぎて、さくら写真マップを作ってみました。
目黒川の桜並木を上流から河口まで全域紹介。ひたすら8年間も撮り続けた目黒川マニアによるウェブページです。
花見の下調べや散策に、ご自由に利用くださいませ。
目黒川さくら写真マップhttps://t.co/IsXCzLElt5#目黒川
— 池田 泰延 (@clockmaker) March 24, 2018
目黒川桜の屋台グルメ色々
目黒川沿いの屋台は、屋台というには、そのおしゃれさが際立っています。
通常のお花見ではなかなか味わえないようなユニークなメニューがたくさん揃っているんです。
食事メニューだけでなく、ドリンクもお花見にぴったりなスタイリッシュなオプションが充実しています。
特にデートには最適で、きっと楽しい時間を過ごせるでしょう。
これらの屋台の一覧をまとめて紹介しましょう。
目黒川沿いで出店する屋台では、通常のお花見で目にするようなメニューよりも、一風変わったおしゃれな料理が多く見られます。
普通の主食はもちろん、お花見に最適なドリンクやスナックも様々あり、デートや友達同士の集まりにもぴったりです。
以下に、その多様なメニューをいくつか紹介します。
提供される料理には、
■焼き鳥、甘辛く煮込んだ手羽先、チキン南蛮、鳥もつ煮、牡蠣のワイン蒸しなど
■スパイシーチリビーンズ、フライドポテト、チーズダッカルビ
■牛串焼き、燻製枝豆、イカ玉焼き、ロングフライドポテト、タコス、五平餅、たこ焼き
■玉こん、生ハム、パニーノ(オステリアドゥエ)、
■ケバブ、お好み焼き、スモークターキー、オムそば、イカ焼き、焼ちくわ、肉巻きおにぎり
■からあげ、ジャンボたこ焼き、クラムチャウダー、ピザ、アランチーニ、サルシッチャ
■トリッパ煮込み、ハンバーガー、ホットドッグ、タン塩、スパイシーケイジャンチキンなど。
珍しい名前もたっくさんありますよね。これは現地に行ってこの目で確かめるしかなそさそうだ!
↓参考までにこんな料理です。
トリッパ煮込み:イタリア風もつ煮込み
目黒川桜まつりなう。ここは屋台がオシャレンティで美味しい。このサルシッチャとトリッパ煮込みはレストランの屋台だよ~うまーい。あと桜のサングリア pic.twitter.com/q38XrvNexE
— めめこ (@memeko7) March 31, 2015
サルシッチャ:ひき肉に塩と香辛料を混ぜ合わせ、豚の腸などに詰めたもの(主に豚肉が使われる)
アランチーニ:イタリア風ライスコロッケ
目黒川の桜の混雑回避するには②
目黒川の周辺には、多くの公園が点在しています。
屋台で食べ物を購入した後、近くの公園に逃げ込むのも一理ですよ^^
特に、西郷山公園には50本もの桜が植えられており、移動してお花見を楽しむ価値は十分にあります。
■西郷山公園
【西郷山公園 河津桜】
堂本剛さんが以前よくケンシロウくんとお散歩に行っていた目黒にある西郷山公園。
写真は3/1の西郷山公園の河津桜です。満開で綺麗♡ 剛さんもケンシロウくんとこの景色を見ていたんですね。
行けない方にも写真で愛でて頂ければと、画像提供して下さいました。感謝です pic.twitter.com/eNfz4LoJXE— 堂本剛ソロワークFUN♪ (@solo_work) March 3, 2018
■東山貝塚公園
■東山公園
■駒場公園
■菅刈公園
■林試の森公園
■中目黒公園
■田道広場公園
■区民センター公園
目黒川の桜の見頃
通常、目黒川の桜並木が見頃を迎えるのは毎年3月下旬から4月上旬です。
一般的に3月20日を過ぎる頃から桜が徐々に開花し始め、3月の終わり頃には満開になることが多くあります。
普通、桜が開花してから見頃になるまでには約5日から1週間程度の時間がかかります。
桜が満開になった後、さらに4日から5日の間に徐々に散り始めます。
その後の数日間で、桜の花びらが舞い散り、目黒川の水面は桜の花びらで美しく覆われる様子を見ることができます。
暖冬の年には、桜の見頃が少し早まる可能性がありますし寒さが厳しい年には逆に遅咲きになります。
お出かけの際には注意が必要です。ウェザーニュースなどの桜情報サイトでは、目黒川の桜並木の開花や満開の予想日を確認することができます。
目黒川の桜並木【お花見クルーズ】
今夜は目黒川お花見クルーズ
川へ枝を伸ばす桜は美しかった
また船で聞いた解説が面白かったでもお天気が良くなくて、水面からの風が体を冷やすくらい寒かったの
今度は夜桜ではなく、暖かい時に花を愛でたいと思いました pic.twitter.com/kIjn0qHXAo— ゆか (@hina_nako2000) March 27, 2023
目黒川では、「目黒川桜観覧貸切クルーズ」という特別な体験が提供されており、川から桜を楽しむことができます。
このクルーズには、乗船のみのコース、食事が付いたコース、夜桜を楽しむコース、東京駅丸の内から出発するバスツアーなど、
さまざまなプランが用意されており、ニーズに応じて選ぶことができます。
ジールクルーズが運営する「目黒川お花見クルーズ」は、約70分間のコースです。
このクルーズでは、目黒川の水門から大崎五反田を巡り、最終的に天王洲に戻るルートをたどります。
当日の予約も可能ですが、前日までに予約を済ませると待ち時間が少なく、料金も割引されることがあります。
夜に宴会を楽しむ貸切プランや、日中の乗り合わせプランも提供されています。
目黒川の桜幻想的なライトアップ
オマケ
東京の人達には桜の花見の名所として有名…目黒川の桜ライトアップ pic.twitter.com/VtJJolUP0e
— (@Camu3314) March 14, 2023
ライトアップは桜の見頃に合わせて、主に3月下旬から4月上旬にかけて行われ、17時から21時までの間に設定されています。
特にライトアップが行われるのは、天神橋から宝来橋にかけての区間で、これは中目黒駅から池尻大橋までの範囲に当たります。
目黒川の桜観賞では、夕方から夜にかけてのライトアップが一つの魅力となっています。
周囲の店舗や桜並木に並べられた提灯が、桜の花々を優しく照らし出しています。
そして、これらの提灯には、時々願い事やユーモラスなメッセージが書かれていて、見ているだけで想像力が刺激されるようです^^
橋の上から眺めるライトアップされた桜は、水面に反射する光と桜のピンク色が幻想的な雰囲気を演出します。
デートにも最適。イルミネーションのようなロマンチックなムードです。
昼間の賑やかさとは異なる、夜の静かで美しい目黒川を楽しみに、仕事帰りに訪れる人も多いです。
目黒川の桜散策コースおすすめ
中目黒駅から西郷山公園を目指すコース
中目黒駅から西郷山公園に向かう散歩コースは、屋台を満喫したい方に特にお勧めです。
混雑は少々覚悟ですけど、美しい桜とユニークな屋台巡りを楽しんで、
西郷山公園で50本の桜の下で屋台で買ったおしゃれグルメを堪能することだってできます。
この散歩は、東急東横線の中目黒駅で下車したら、そこから池尻大橋方面へと進みます。
この道沿いには桜並木が広がっており、カフェや飲食店が運営するお洒落な屋台が並んでいます。
途中で見られる桜のトンネルも素晴らしいし、中目黒駅から歩いて約500メートルの地点にある西郷山公園では、
屋台で購入した食事をのんびりと楽しむことができます。
往復で約1キロメートルのこのコースは、手軽に様々な魅力を体験できる距離で、気軽に楽しめる散歩ルートとして最適です。
目黒駅から中目黒駅を目指すコース
目黒駅から中目黒駅へのルートは、混雑を避けたい方におすすめコースです。
主な屋台は中目黒駅から池尻大橋にかけてのエリアに集中していますので、目黒駅と中目黒駅の間は比較的落ち着いています。
このエリアにも桜並木がありますが、屋台の数が少なめなので、ゆったりと散歩を楽しむのに最適です。
このコースの距離は約2キロメートルほどで、しっかりと歩くことができるルートです。
途中には中目黒公園もあり、休憩にぴったり。この道を選べば、混雑を避けつつ、目黒川沿いの美しい桜を楽しむことができます。
桜並木どこからどこまでのまとめ
中目黒の桜並木は目黒川沿いに約4キロメートルに渡って続いており、歩いて約1時間以上の距離です。
桜を楽しみながらの散歩は非常に心地良く、目黒川の桜クルーズを体験したり、桜の下でランチを楽しんだりするなど、さまざまな方法で桜を楽しむことができます。
またこの目黒川の桜並木エリアでは、様々なスタイリッシュな屋台が出店しています。
これらは従来のお祭り屋台とは違い、目黒川沿いの店舗が露店形式で提供しているため、独特の雰囲気があります。
元から目黒川周辺には洗練されたカフェが多いため、屋台の料理もそれに影響されたスタイルとなっています。
イタリアン料理や特別なドリンクなど、おしゃれなメニューが人気です。
これらの屋台は通常の店舗の営業時間に沿って運営されており、
午前11時頃から開店し、夜のライトアップが終了する頃まで営業しています。
ゆっくり訪れて楽しむのがおすすめです。
2024年桜情報